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地域の猫にも、少しの気づかいを

猫への思いを、次の一歩に。

帰り道で出会うあの猫にも、あいさつを交わす時間の先に暮らしがあります。TNRを知ることは、その気づかいを、知識に基づいた協力につなげる一歩です。

耳先に治癒した平らなカットのしるしがある灰色の猫。玄関の段に座り、そばに水の器がある水彩画。
耳先の小さなしるしに気づきましたか。誰かのケアの手がかりかもしれません。

3つの文字と、その先も続くケア。

TNRはTrap–Neuter–Returnの略で、捕獲・不妊去勢手術・元の場所に戻すことを指します。飼い主のいない屋外の猫を、獣医療と継続的な見守りを含めて支える取り組みです。 参考資料: [1]

  1. 負担に配慮した捕獲

    経験のあるチームが、捕獲計画、動物病院の予約、搬送を整えてから取り組みます。

  2. 獣医師による不妊去勢

    獣医師が猫の状態を確認し、手術を行います。適切なワクチン接種や識別方法も相談します。

  3. 状態を確認して元の場所へ

    回復後に獣医師が確認し、戻せる状態の猫を、安全で地域のルールに適合する元の場所へ戻します。

戻ったあとも、見守りは続きます。

世話をする場所を清潔に保ち、健康状態を見守り、新しく現れた猫への支援を手配します。継続的な観察を意味するMonitoringを加え、TNRMと呼ぶこともあります。 参考資料: [2]

TNR

小さな耳先のしるしが、手がかりに。

耳先を意図的に平らにカットしたしるしは、一般に不妊去勢手術済みであることを示します。通常は手術時の麻酔下で獣医師が行い、不要な再捕獲を減らすために役立ちます。 参考資料: [3]

しるしの方法は地域によって異なります。耳だけでは健康状態や飼い主の有無は分かりません。迷ったら地域のチームに確認しましょう。

その猫と、その場所に合った判断を。

TNRは地域の猫を支える方法のひとつです。戻すかどうかは、次の点も踏まえて一頭ずつ判断します。

帰る家があるかもしれません

屋外の猫には、迷子や外出中の飼い猫もいます。近所で事情を聞き、動物病院や保護団体に身元の確認を相談しましょう。飼い主との再会や適切な譲渡が合う場合もあります。

参考資料: [7][2]

別の支援が必要な猫もいます

病気やけが、幼すぎる子猫については、早めに獣医師や保護団体へ相談してください。治療、一時預かり、元の場所に戻せるかは、その猫の状態によります。

参考資料: [6][2]

野生動物と近隣への配慮も

生態系への影響が大きい場所や危険な場所では、行政や専門家と別の方法を考える必要があります。地域のルール、野生動物の保護、住民の困りごとも話し合いに含めましょう。

参考資料: [2][5]

自分に合う一歩を見つけよう。

猫に直接触れなくても、できることはあります。無理なく続けられることと、地域のチームが必要としていることをすり合わせましょう。

近所の猫が気になっています

猫が安心できる距離で観察し、世話をしている人や、迷子の猫を捜している人がいないか確認します。気づいたことを地域の保護団体や動物病院に伝え、次の行動を相談しましょう。

少し力を貸したいです

搬送、物資、記録の整理、医療費の支援など、既存の団体に必要なことを聞いてみましょう。小さくても、無理なく続けられる役割を選べます。

活動の準備にも関わりたいです

経験者と動物病院に協力を依頼します。捕獲前に予約、搬送、見守れる回復場所と各猫の行き先を確認し、その後の世話や新しい猫の確認を誰が担うかも決めておきます。

まずは地域の動物福祉団体、猫の活動団体、動物病院へ。対応地域、研修、費用、術後の世話について尋ねてください。下の資料は学ぶためのもので、世界各地の病院一覧ではありません。 参考資料: [1][2][7]

知っておきたい、いくつかのこと。

ここで扱う「地域の猫」とは?

この特集では、屋外で暮らす飼い主のいない猫を指します。暮らしの状況を表す言葉で、性格タイプではありません。人に慣れた猫も、距離を必要とする猫もいます。

参考資料: [1]
子猫を見つけたら、すぐ連れて帰るべき?

母猫が近くにいるかもしれません。親がいないと決めつけず、病気、けが、目前の危険があれば早急に獣医師や保護団体へ連絡を。それ以外は、母子を離す前に助言を求めましょう。

参考資料: [6]
別の場所に放してもよいですか?

Returnは通常、元の場所に戻すことです。知らない場所への移動は、専門的な計画が必要な別の過程です。元の場所が危険なら、地域のチームに相談してください。

参考資料: [2]
TNRで野生動物への影響も解決しますか?

猫の頭数を減らすことと、野生動物を守ることは別の評価項目です。TNRによって屋外の猫の生態系へのリスクがなくなるとはいえません。重要な生息地では個別の管理評価が必要です。

参考資料: [5][4]
ごはんをあげるだけで十分ですか?

食べ物は目の前の必要を満たせます。長く支えるには、不妊去勢、清掃、獣医療、新たな猫、近隣との関係も考え、すでに世話をする人と協力しましょう。

参考資料: [1][2]

知るきっかけを、もう少し先へ。

近所の人や友人にも、この入門ページを。穏やかに話すことから始められます。

TNRカードを保存

TNRを知ろう

信頼できる資料から、もう少し詳しく。

各資料には、その地域の事情や団体の方針があります。この特集では方法と限界を紹介しています。掲載は提携や推奨を受けていることを意味しません。

  1. ASPCAPosition Statement on Community Cats

    米国・活動の計画 · 英語

  2. RSPCA AustraliaWhat are trap-neuter-return programs in cat management?

    オーストラリア・地域事情と限界 · 英語

  3. ASPCAI Found Kittens Outside, What Do I Do?

    米国・子猫への対応 · 英語

資料確認日 ·

一般向けの情報としてPurrJungが編集しました。個々の猫については、診察する獣医師や地域の専門家に相談してください。